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【26.10.05】令和7年度名張市一般会計決算について

赤字決算で増税を市民に受け入れさせている

令和7年度決算の歳入は市税、地方交付税が増額となって、令和6年度と比較すると5億7千86万7千円増えています。一方歳出は、令和6年度と比較して7億841万8千円増えています。そもそも、名張市は国の財政措置額より使い過ぎており、令和7年度は

24億1千万円の乖離があると財政部で分析されています。

この名張市の乖離部分である使いすぎを改善しなければ、いつまでたっても財政の健全化は果たせません。では令和7年度は何に使いすぎたのかを見れば、民生費はその乖離額が縮まり、衛生費の乖離額が増えています。市立病院への繰出しが増えました。

市立病院は令和7年10月に、経営改善を目的に地方独立行政法人に移行しました。しかし、当時病院は全国的に公立・民間を問わず経営不振の状態でした。看護師不足と診療報酬が見合っておらず多くの病院が赤字経営という状態で、名張市立病院も例外ではありませんでした。それこそ市長は前の選挙の時には言っていなかった市立病院の独立行政法人化を7年度に決めてしまったのです。

独立行政法人は資金不足では経営が周りません。ですから法人化移行にあたり名張市から繰り出しを4億8500万円増やさなければならなくなりました。

そして、市立病院で働く看護師の職場環境が改善されないままに先行きのわからない独法化に懸念して大量の退職があり、3階の病棟閉鎖、入院患者の減少と外来患者も減り市立病院の赤字は当初の見込みの3億から2億増した5億円という結果です。

病院の現場では医療従事者のみなさんが今もそして前から頑張ってくださっていることを存じております。市長の政策判断が正しかったのかが問われます。これが一つです。

そして、赤字に見える決算の在り方です。

市民には、行財政改革として、がん検診自己負担の値上げ、軽度生活援助事業自己負担の値上げ、福祉バスの取りやめ、応急診療所診療時間の見直し、子育て世帯定住促進空き家支援事業補助金の廃止、就学援助費制度の見直しなどを強いて歳出削減を実行しました。そして、実施収支は、3億1878万5千円の黒字だが、単年度収支額は6千226万2千円の赤字と言う結果です。砕けて言うと、前年度からの繰り越しと財政調整基金の取り崩しがなかったらお金が足りませんという結果にしています。市民にしたら、こんなことまで削らないと名張市財政はいけないのかと思わされるでしょう。

しかし、その内訳を見ると歳入で入ったふるさと納税の7億円のうち5億円を基金(貯金)に貯めているではないですか。そして単年度収支が赤字になっているのです。

この貯金にあたる基金は令和3年度から増え続け、固定資産税の増税を止めた令和5年度も6年度も7年度も増えています。お金がないのではなくて貯金に回して赤字に見える令和7年度決算の在り方は市民を欺くもので認められません。


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