<< 活動日誌の目次に戻る|印刷用画面 >>
【21.06.26】センター方式よりも、子どもたちと心の通う自校方式の中学校給食を
やると言ってもう何年?6月議会で早期実現を求めました
三原:H30年文科省の調査、(2018年取りまとめ)学校給食実施状況
完全給食実施 小中 1608自治体 92.4%
(一部していない 3.4%)
理由は、山間部、へき地で配送困難。
米飯持参(完全給食にならない)。施設の処理能力不足。
名張市はどれにもあたらない。
学校給食を実施している自治体では、給食費の無償化に向けて取り組みが進んでいる。コロナ禍で、一時的ではあるが、コロナ臨時交付金等を利用して、給食費の無償化もされている。(三重県内、伊賀市、津市、志摩市、東員町等)
コロナ禍で困窮する世帯が増えている。
R2,就学援助受給世帯は 707世帯 11%
R元年、小学校 415世帯、中学校 265世帯 合計680世帯
全国就学援助 15% 6人に1人
子どもの貧困は、13.5% 7人に1人
母子家庭の貧困は、48.1%
食べる心配をさせたくない。年齢に応じたカロリーと栄養バランスのとれた給食を名張市の中学生に早くに届けるよう求める。
教育次長:基本的にはセンター方式と考えて検討しているが、財源や場所の確保厳しい。今後は継続性も考慮して民間での実施も検討する。
市長:空き家やスーパーの空き店舗も検討したが、天井が低いなど規格があわなかった。ランニングコストが課題だ。
保護者の声
市長が中学校給食の実施を表明され、周りのお母さんたちは実現するのを楽しみにしていた。その次の年、実現されるのはそう簡単ではないからもう少し関心を持ちつつ待とうと話した。中学校給食実施の請願を出した時、小学1年生だった息子。その子の時には給食が食べられるかなと思っていたが、もう中学2年生。うちの子はさておき、今後名張市で生まれ育つ子どもたちに美味しくて栄養満点の給食をできるだけ早くと願っている。
巨大なセンターで、せっかくの自校方式の小学校給食までなくなってしまうより、親子方式など、より子どもたちと地域に近く、良い方向を検討して欲しい。
「名張市で唯一残念なのは、中学校給食が無い事」、妊娠中のお母さんの言葉。給食を実施すると市長さんも言っているよと伝えると、「やってくれるんだね、それは嬉しい」そして「センターより自校方式がいい」と言っているママさん、2人の子育て中。
中2の息子の話。クラスで4人くらい弁当を食べない男子がいて、給食の時間しゃべっている。先生に声かけされてもおなかがすかないと言って食べない。弁当を持ってきているかどうかわからない。
お弁当をつくれない時は、500円を渡して注文弁当を買うように言っているが、弁当を買わずにポケットに入れているかもしれない。
近隣では当たり前にできている中学校給食が、名張市でどうしてできないのか。名張市の教育の遅れを懸念して、家を買う時に名張市を選ばなかった人も居る。共働きがスタンダードになっている世情からしても、一日も早い中学校給食の実現を願う。
家の事情でお弁当が用意できない、朝、起きるのが困難な生徒も居て、注文ができない。保護者が病気の場合も負担になる。子どもが毎朝自分で作るもの、家庭に食材がなければできない。せめて、義務教育の間は給食があって欲しい。
人口もだんだん減ってきて、もう要望しても無理かな。子ども二人目もどうしようかなと考えてしまう。
<< 活動日誌の目次に戻る|印刷用画面 >>