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【18.03.05】暮らしを守る予算編成を求めます

3月議会報告

第379回定例会、3月議会が2月19日〜3月9日の日程で始まりました。
3月議会は2018年度の予算を決める議会ですが、今議会は、4月に(15日投票)市長選挙が予定されているため、人件費や公債費(借金の返済費)、施設の管理経費や継続事業に係る経費などを計上した骨格予算となっています。政策的経費や新規事業費は今後の肉付け予算として、追加補正がされる予定です。
2018年度当初予算(一般会計)232億6,700万円
前年度比 △10億7,400万円
歳入では、2016年から固定資産税の増税を行い、年間約8億5000万円の増収がありましたが、2018年度は固定資産の評価替えで1億3,727万円の減収と見込む一方で、地方交付税は2億9000万円の増収を見込んでいます。(前年度比)
歳出では、民間保育所措置費、2億6,92万円の増額を見込んでいます。

<提出された主な議案>
議員提出議案第1号
「名張市市議会の解散に関する決議」が提出されました。内容は、4月に行われる市長選挙と8月に行われる市議会議員選挙を同日にするため、議会の解散を求めるものです。この議案は3月9日の議会最終日に採決がとられます。
地方公共団体の議会の解散に関する特例法の規定に基づき、在職の議員4分の3以上(15人)の出席で、5分の4以上(12人)の賛成で、解散が成立します。日本共産党議員団は、これまでにも市民から同日選挙の要望を受けており、その声に応え賛成の立場です。

請願第1号
市民の交通をよくする会から「名張市における公共交通システムの再構築を要望する請願」が提出されました。請願の趣旨は、地域公共交通について、現行政機関の機構をより一層強化し、円滑かつ迅速に公共交通システムの再構築がなされるよう願うものです。
3月6日の産業建設委員会で審議され、9日の議会最終日、全議員に採択するか採決がとられます。市民の切実な要求が採択されるよう、日本共産党議員団は取り組んでいきます。

議案第18号 介護保険条例の一部を改正する条例の制定
 2018年〜2020年度までの介護保険料、基準額(第5段階における年額)を現行69,600円から75,600円に値上げし、併せて各段階も改定するものです。
 高齢者の暮らしは、年金が減り、医療・介護保険料額が増え続け、これ以上の負担は限界です。名張市介保保険基金は4億6千万円あります。基金を活用して保険料の引き上げは行わないように求めます。


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