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【17.07.05】なくそう!核兵器 No Nukes!
国民平和大行進 2017
6月17日、三重県で最後のルートとなる名張市の「国民大行進」が約60人の参加で行われました。小波田を13時30分に出発して市役所までみんなで歩き、無事にお隣の奈良県山添村に引き継がれました。奈良から大阪そして広島へと続きます。
どの自治体でも、市長や議長のメッセージが届きますが、今年は名張市議会議長のメッセージがありませんでしたので、日本共産党議員団で連帯のメッセージを送りました。
広島、長崎に原爆が投下されて72年目をむかえます。「核兵器と人類は共存できない」「被爆者が生きているうちに廃絶を」と核兵器禁止を求める草の根の署名活動、国民平和大行進、原爆写真展や被爆証言を聞く会など、真の平和を願う、一人ひとりの声と行動が全世界に広がり国際社会を動かしています。
核禁止条約を話し合う国際会議の第2会期が15日から、国連本部で開幕しています。17日は、ニューヨークで行われる、核兵器禁止女性行進には日本からも参加し世界と連帯しています。
5月に日本人女性として初めて国連軍縮部門トップに就任した 中満いずみ
軍縮担当上級代表が「会議はまさしく歴史的で、核軍縮分野における最も意義ある交渉を象徴している」「勇敢でたゆみない被爆者の努力が国際社会を導いてきた」と発言しています。
この世界の流れに逆行して、国連会議に不参加の核保有国と、唯一の被爆国であるのに、米国の「核の傘」に依存し続ける日本政府は、恥ずべきものではないでしょう。
核兵器は、人類史上、最も残虐で非人道的な兵器であるのに、唯一条約で禁止されていない大量破壊兵器です。核保有国には、核不拡散条約(NPT)第6条に定められた核軍備の縮小撤廃の義務を実行することを求め、核兵器禁止条約の採択を実現させていきましょう。
全ての国の安全が平等に保障される世界へ、なくそう核兵器。つなごう、被爆者の願い。広島・長崎へと続く2017年平和大行進のご成功を心から祈念し、連帯のメッセージとさせていただきます。
2017年6月17日 日本共産党名張市議会団
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