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【17.06.08】就学援助の入学準備金は3月支給に!
就学援助制度は、経済的理由により就学が困難な児童生徒に、学用品・通学費・給食費などを援助する制度です。その根拠は、学校教育法第19条で「経済的理由により就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対しては、市町村は、必要な援助を与えなければならい」とされています。
要保護児童生徒(生活保護法による扶助を受けている世帯。国庫補助率2分の1)
準要保護児童生徒(名張市は生活保護基準の1.2倍以内所得の世帯を対象。三位一体の改革によりH17年度から国庫補助が廃止となり、交付税算定で一括交付金に含まれる)
H28年度受給者数 小学生 436人 中学生 306人
(準要保護児童生徒) 合計742人(12%)
文部科学省は2017年3月31日付けで、各都道府県教育委員会に「要保護児童生徒援助費補助金について」通知しました。その中で、2017年度「新入学児童生徒学用品(入学準備金)等」金額の見直しと、援助を必要とする時期に速やかな支給が行われるように、中学校だけでなく、小学校にも対応するようにとの内容です。
入学準備金 小学校 20,470円が40,600円に
中学校 23,550円が47400円に
しかし、準備金の支給が7月29日では、入学までに間に合いません。全国でも前倒しの支給が始まり、三重県では伊勢市が3月支給をはじめました。名張市でも早くの支給を3月議会で求め、2017年度はひと月早い6月に支給し、来年度からは入学前支給ができるように検討するとの答えを引出ました。
就学援助制度は誰でも申請ができ、要件を満たせば利用できます。申請や相談は学校、教育委員会どちらでも受け付けています。
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