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【17.02.13】力を合わせ、未来を開く
新春のつどい ごあいさつ
昨年は、日本の政治の、新しい時代の幕開けとなりました。今年はさらに、前に進める年となります。日本共産党は反戦平和、国民の苦難軽減を立党の精神に95年めを迎え、国民が主人公の社会をめざし、みなさんと共に歩んでまいります。今年もどうぞよろしくお願いします。
私は3人の孫に恵まれ、娘の出産にも立ち会いました。娘たちはお腹に小さな命を宿した時から、早産の危険など体調不良を乗り越え、出産では命を懸けて子どもを生みました。多くの子育て中のママとパパがそうであるように、子どもが生まれてからは自分の事は後回しで、子どもの笑顔と成長を励みにまわりの多くの人に助けてもらいながら子育てをしています。一方親は、歳を重ねて誰もがゆく道ですが自力での生活が困難になってきました。足が弱り車いすでの移動となり、食事の呑み込みがしずらく、言葉も出なくなってしまいました。私に思いを伝えようとしますが、一人ではお世話は到底できず、介護保険サービスでヘルパーさんに助けられ看護師さんにアドバイスをもらいながらです。父は老いた体でも、精一杯一日一日を生きています。命とは、子ども、現役世代、高齢者など、年齢や生産性、将来性で差をつけるものではなく全て尊いものです。ところが安倍自公政権は必死に生きる国民の命を軽んじ、格差と貧困を深刻にし、どの世代からも希望を奪い続けています。みなさん、毎日の生活に安心と、子ども達の将来に希望が見えますか?みなさん、こんな政治変えていきましょう。
保守と革新の枠組みを超えたオール沖縄。不屈の沖縄の合言葉は「絶対に屈しない」「あきらめない」米軍基地がある限り、平和は訪れないと主権を取り戻すたたかいが続いています。東北の震災からの復興や原発ゼロ・再稼働を許さないたたかい。そして、全国、日本中に立ちあがった、戦争法廃止の市民連合、大きく広がった市民連合ぷらす野党共闘の根っこは「命を守り、人としての尊厳を守る」ということではないでしょうか?
どの場面でも日本共産党は国民・市民と共にあり続けます。
かつて全ての政党が戦争への流れに合流する中で、日本共産党は平和と民主主義の旗を掲げて不屈に戦い抜きました。それがゆえに迫害され、これまでも共産党を除くという壁がありましたが、市民連合のみなさんがこわしてくれました。日本の憲法を守り、真の平和と人権を求める思いが一致したからではないでしょうか。決してもう後戻りはしないでしょう。名張市政でも、地方の学校を無くし、競争と選別を低年齢から進める小中一貫統廃合について「住民の声を聞け」と地域まちづくり組織や保護者の皆さんが立ち上がり、子どもの通学の安全と一人ひとりを大切にする教育を守るため、共にたたかっています。
勝利の方程式という言葉があります。
自分達を苦しめている政治から、新しい政治に変えようと立ち上がり、自分達の1票で変えられるとの希望が広がり、野党統一候補を国会へと送り出すことができました。新潟知事選でも「命と暮らしを脅かす、原発再稼働反対」と争点を明確にすることで勝ちました。ここ三重県名張市でも、昨年の参議院選挙で戦争法廃止、安倍政権からの脱却、アベノミクスの貧困と格差の是正、個人の尊厳を守る。を掲げ、これまでにない共闘が固く結び付き、自民党候補に競り勝ち、統一候補を国会へと送ることができました。
うそと偽りで再び戦争する国へと進む安倍政権に変わりうる政権、受け皿がはっきりしてきました。市民連合ぷらす野党共闘で、安倍政権に変わる新しい政権を私たちの声と行動で、作っていきましょう。
子ども達の元気な笑顔、一生懸命働く現役世代、一日一日を大切に生きる高齢者の日常、命を守り人として幸せに生きる社会、何より戦争のない日本のために力をつくしてまいります。
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