<< 活動日誌の目次に戻る印刷用画面 >>

【16.11.27】名張市小中一貫統廃合について       

前期実施計画時の動き

H22年2月9日「名張市立小中学校の規模・配置適正化基本方針」
H22年10月〜H23年2月
「名張市立小中学校の規模・配置の適正化実施計画」の策定にあたり、過小規模校等の保護者、地域に意見の聞き取りを行う。
H25年6月議会中追加上程
3校を廃校にする議案が提出され賛成12、反対7で可決。
H26年3月 滝の原小学校、国津小学校、錦生小学校が廃校。

「名張市立小中学校の規模・配置適正化基本方針」に基づく

1、全学年が1学級で編成されておりその状況が継続すると見込まれる小学校。(薦原、箕曲、桔梗が丘東、すずらん台小学校)
2、小学校が複数設置されている地域。
(桔梗が丘、桔梗が丘南、桔梗が丘東小学校)
3、1つの地域が複数の校区に分かれている地域において校区再編で解消する。
この基本的考え方を基に、地域、保護者、学校と協議して実施計画を策定すると基本方針にあるが、ここが抜け落ちたまま後期実施計画を教育委員会が策定し発表した。実態にそぐわない、子どもにとって不利益が明らかな実施計画となっている。
H28年3月 「名張市立小中学校の規模・配置の適正化後期実施計画」(別紙)

「学校の適正配置」

(H22年策定)規模・適正化基本方針P4(2)

市全体の地理的、地域的事情、道路や交通事情の変化を考慮する。
小学校4q、中学校6qを原則としつつ、児童生徒の心身の負担にならないように考慮する。(もちろん安全が優先されなければならない)
桔梗西地域からは1時間かかり、児童への負担が重い。
桔梗南地域からは、交通量の多い国道横断に不安がある。
バスを出せばいいというものではない。歩いて行ける距離に学校があるのに、なぜ遠くの学校に行かなければならないのか?

「1学級あたりの児童生徒数、小学校20人〜30人、中学校25人〜30人程度での学級編成が望ましく、少人数教育等柔軟な発想での取り組みが必要である。」

規模・適正化基本方針P4(3)
統合後の1学級あたりの人数は、
桔梗東小学校、30人〜35人になっている
桔梗学園、小学校30人〜40人
     中学校30人〜35人になっている
教員の加配をして、少人数を推進してきたのに、後退させるのは何故か?


「規模・適正化の対象校」

規模・適正化基本方針P4(4)

前期計画では、過小規模校、複式学級を編制していて、その状況が続くとみこまれる、滝之原小学校、国津小学校、錦生小学校が統合された。

後期計画、小規模校(1学年1学級で編制されておりその後も続くと見込まれる)
薦原小学校、美旗小学校に統合、
箕曲小学校、箕曲地域まちづくり、百合丘地域まちづくりは別の地域まちづくりだが、箕曲小学校の児童が減る見込みで百合丘小学校に統合
桔梗が丘南小学校、H20年の見込みH28年度213人6クラス
              実際H28年度227人12クラス(学校要覧から)
                ひまわり9人2クラスを含む
小学1年生は30人で2クラス、4・5・6と必要であるから教員の加配を付けて、理想の学校になっている。桔梗が丘南、5番町は環境もよく、空家もあり若者定住促進を進めることで、定着や移住の可能性がある地域。また、地域も児童の見守りや学童保育に協力的であり、地域に根ざした小学校である。住民説明会では、現在の満足度が高く、可能性のある地域と学校を崩すことに、住民から「何故?」「止めて欲しい」の声が多数あがった。

桔梗が丘小学校、400人規模の小学校で、統廃合の対象にならないにもかかわらず、桔梗東小学校へ統合され、5年生から桔梗学園(桔梗丘高校跡地で小中一貫)
保護者や子どもたちからの要望ではない。地域説明会では、「反対」や「白紙撤回」を求める声が多数であった。その声をどう受け止めるか?
今の学校に不満はなく、多くの人が満足しているのに、何故その学校を廃校にするのか?


<< 活動日誌の目次に戻る印刷用画面 >>

 ご意見、ご感想をお寄せください。

▲このページの先頭に戻る