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【14.09.23】第362回定例会(9月議会)が始まりました
今議会は8月の改選後、初めての議会です。新体制の中で日本共産党議員団は「暮らしを守る」「住民が主人公」の立場で心新たに頑張ります。
提出議案
補正予算 3件(一般、特別会計2件)
決算認定 10件(一般、特別会計7件、企業会計2件)
条例議案 8件(制定4件、改正4件)
一般議案 1件(市道路線の認定1件)
請願 5件
「義務教育国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請願」
「保護者負担の軽減と就学・修学支援に関わる制度の充実 を求める請願」
「教職員定数改善計画の着実な実施と教育予算拡充を求める請願」
「防災対策の見直しをはじめとした総合的な学校安全対策の充実を求める請願」
提出者、名張市PTA連合会、名張市小中学校校長会
三重県教職員組合名張支部
「速やかな取調べ可視化(取調べ全過程の録音・録画)の実現を
推進する意見書の提出を求める請願」
提出者、三重弁護士会
複雑すぎる「子ども・子育て支援制度」で
2015年4月から「子ども・子育て支援新制度」がスタートする予定です。今議会では、国の示した基準をもとに条例の提案が行われました。その内容は、保育所、幼稚園、認定こども園(施設型保育)と小規模、家庭的、居宅訪問、事業所(地域型保育)と多様な施設に多様な基準となっています。そして、小規模保育では、これまでの名張市の保育基準より、保育士の配置や資格の有無など後退するものとなっています。さらに、保育の必要性の認定制度になり、保育所以外の施設では利用者と事業者の直接契約となります。
制度の内容や仕組みは複雑で、保護者や幼稚園、保育所の関係者への周知はすすんでいません。入所決定はどうなるのか、待機児童対策はどうなるのか明確にされていませんし、保育料が今より高くなっては困ります。
<支援制度の財源は消費税10%で7千億円>
新制度実施には1.1兆円が必要とされています。国は財源として消費税10%引き上げを前提にし、まず7千億円を充てるとしています。その7千億円満額確保できるのは2017年と見込み、後の4千億円のめどはついていません。
<すべての子どもたちに安心の保育を>
財源は不安定な消費税ではなく、未来を担う子どもたちの健全な成長のために、必要な財源を確保することが必要です。児童福祉法24条1項を守り生かし、どの子も、どの施設を利用しても、安心で豊かな乳幼児期を保障することが求めます。
防災拠点太陽光エネルギー導入事業
防災拠点整備事業で、県補助365万7千円が増額補正され、庁舎と防災センターに太陽光エネルギーの導入がすすめられます。
今年の夏も原発の稼働なく過ごしました。寒い冬も暑い夏も原発がなくとも日本の電力は足りることが証明されました。再生可能エネルギーの推進をし、危険な原発からの撤退の声を広げていきたいと思います。
9月議会日程
9月19日(金) 開会
25日(木)一般質問
26日(金)一般質問
29日(月)一般質問
30日(火)補正予算
10月1日(水)決算
2日(木)決算特別(一般・特別会計)
3日(金)決算特別(企業会計)
6日(月)総務企画委員会
7日(火)教育民生委員会
8日(水)産業建設委員会
14日(火)採決
いずれも10時開会で、委員会は議会棟2階の委員会室、それ以外は3階の傍聴席から傍聴ができます。みなさん、傍聴にお越しください。
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