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【14.06.11】6月議会報告
第360回定例会(6月議会)が9日〜25日の日程で始まりました。
開会日には、亀井市長の施政方針が述べられました。「名張躍進の土台づくり」「生涯現役のまちづくり」「産み育てるにやさしいまちづくり」を掲げていますが、その中心となるのは、名張市ではなく民間委託が主となっています。日本共産党は、地域や民間に任せてしまわず、住民の暮らしを守る行政の責務を果たすことを求めます。
一般会計補正予算
3月議会で提案された当初予算は、4月の市長選挙を前に骨格予算でした。亀井市長が再選を果し政策に係わる予算14億8680万円が、6月議会の補正予算で提案されました。
<主な内容>
地域密着型サービス整備事業 7161万1千円
民間保育所施設整備補助金 6億795万2千円
道路橋梁整備事業 2億5530万3千円
社会保障・税番号制度の導入に向けたシステム改修費 1億1344万7千円
民間介護施設の開設準備に係る補助金 4440万円
家庭的保育事業、2か所を拡充する経費 847万9千円
実践型雇用創造事業 2600万円
地域人づくり事業 5337万3千円
(雇用拡大等の取り組みに対する5事業、民間事業者への委託経費)
1、結婚支援活動コーデイネーター事業
2、地場産業・人材育成事業
3、高齢者雇地域就業促進事業
4、観光商品開発事業
5、建築従事者人材育成事業
介護保険特別会計補正予算
地域の介護予防活動支援に要する経費 200万円
補正予算、常任委員会、一般質問において、これらの提案が市民にとって良いものかをしっかりと審議し、市民の安心への生活へとつながるよう求めます。
国保税条例の一部改正
地方税法の一部改正により、名張市国民健康保険税条例の一部改正を先決処分した報告が開会初日にありました。
改正内容
1、国民健康保険税のうち、後期高齢者支援金等課税額の限度額を14万円から16万円に、介護給付金課税額の限度額を12万円から16万円に引き上げる。
2、被保険者均等割額及び世帯別平等割額を軽減する所得判定基準について、5割軽減の基準を24万5千円に乗ずる被保険者数に世帯主を含む、2割軽減の基準については被保険者数に乗ずる金額を現行35万円から45万円にする。
市民への影響
この改正により現行所得が750万円以上で77万円の保険税が、所得860万円以上で81万円となり(対象世帯は190世帯)900万円の税収増となります。
低所得者の軽減措置判定額が
5割軽減では、2人家族で57万5千円(600世帯)が82万円(800世帯)、
2割軽減は、2人家族で103万円(1600世帯)が123万円(2000世帯)になります。
軽減措置の拡大により1800万円の税収減になりますが、保健基盤安定負担金として、国・県から一般会計に措置され国保会計に繰り入れられます。
日本共産党議員団は、安心できる国保制度にするため、これまで削減してきた国の負担分を元に戻すこと。10億円ある名張市国保会計積立金の一部を取り崩し、一人1万円の引き下げを提案しています。
市民の切実な願い、請願が3件提出されました
提出者 名張市障害者協会
「手話言語法(仮称)」制定を求める意見書の提出を求める請願
(教育民生委員会付託)
提出者 連合三重伊賀地域協議会
安心して働き続けることができる労働環境の整備を求める意見書の提出を求める請願
(産業建設委員会付託)
提出者 平和を願う市民の会
集団的自衛権に関する憲法解釈の変更をしないよう国に求める請願
(総務企画委員会付託)
日本共産党市議団は、提出された請願を各委員会で議論を深め、採択にむけて取り組みます。
議会日程
6月9日(月) 開会
12日(木) 一般質問
13日(金) 一般質問
16日(月) 一般質問
17日(火) 補正予算
18日(水) 総務企画委員会
19日(木) 教育民生委員会
20日(金) 産業建設委員会
25日(水) 採決
今議会は橋本マサ子議員が一般質問します。
一般質問・補正予算・採決の傍聴は議会棟3階が傍聴席です。
委員会は議会棟2階、委員会室での傍聴となります。はじまりは全て10時からです。みなさん是非傍聴にお越しください。
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