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【13.10.16】9月議会報告・一般質問

安心して通える通学路整備を

 子どもを学校に送り出し、元気に帰って来きてくれる。日常の当たり前のことですが、現状は学校への通学路の安全が心配という声があります。京都府亀山市での痛ましい事故があり、小学校の通学路の合同点検が行われ、改善がすすめられていますが、これまでに改善を必要とする62箇所のうち、23箇所が対策済みで、残る22個所が検討中、対策未定は17箇所あり、早急な改善を求めます。
回答)検討中の22個所はH27年度までに改善予定。残る17箇所は、県道や名張警察が事業主体の箇所があり、改善を要望していく。

 通学に対する不安は小学生だけでなく、中学生を持つ保護者からも声があります。小学校と同じように中学校全地域で通学路の合同点検を実施し整備をすることが必要です。小学校・中学校ともに危険個所の改善と、児童・生徒への安全指導を保護者や地域の皆さんにも協力を得ながら、安心して登下校できるよう整備を求めます。
回答)保護者・学校・地域と共に、危険個所を点検し改善に努める。
(中学生の事故はH24年7件、H25年度8月現在2件)

 バス通学においては、年間定期購入で小学生は14000円、中学生は29000円の保護者負担があります。子どもの貧困が深刻になる中、義務教育の通学費の自己負担についても、解消を図っていかなければなりません。市内どこに住んでも、どの子も安心して学校へ通えるようことが必要です。
回答)バス通学費は過度の保護者負担とならないように検討し、低所得家庭は就学援助での全額補助をしている。

 9月の始業式の日にお母さん方と通学路の点検に行きました。また、PTA活動の中でも街頭指導で朝の通学指導にも立っています。その中で保護者の皆さんから様々な声が上がっています。
 
 道が悪いので自転車でひっくり返ったりする。スクールバスを出して欲しい。それがだめなら、通学路の整備をきちんとして欲しい。道が狭いうえに、雑草が茂ってより通りにくく、視界も悪い。1歩間違えば、大事故になるおそれがある。バスなど公共機関があればいいが、せめて専用の安全な通学路の整備を望む。子どもの安全を第1に考えてもらいたい。今のままでは安心して学校へ送り出せない。耐震化もそうだが、子どもの教育環境整備が遅れていると思う。
 
 
 子育て支援や、生み育てるに優しい街という言葉ばかりが使われますが、子育てに不安があるのが現状です。どの子も安心して暮らせ、毎日元気に学校に通い、友と共に学び遊び、心豊かな人と育つように、皆さんと力を合わせていきます。



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