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【13.05.04】96条改定はあかん!
その先に9条の改定があります
2日の新聞に出ていた世論調査では「9条はかえないほうがいい」が52%、国民の過半数を超えています。権力を縛るのが憲法なのに、時の権力者が自分の思うようにならないからと、96条憲法改定の要件、3分の2以上から過半数に引き下げるっておかしいです。
今日の新聞にでてましたけど、維新の会・みんなの党も自民党と共に96条改定に賛成だそうで。そんなことしたら「憲法が憲法でなくなってしまう」憲法学者の言葉です。日弁連も96条断固反対の声明を出してます。
28日付けの赤旗日曜版、法政大教授の田中優子さんのコメント「違憲状態で議員になった方々の、過半数の票で憲法が変えられる国は民主主義とは言えません」「96条を変えないと9条が変えられないと考えるのは、つまり国民が改憲を望んでいないことがはっきりしているからです」
安倍首相は96条改定を7月の参議院選挙の争点にするそうで、みなさん、96条改定の先には9条改定がありますよ。自民党が4月に出した「改憲案」読んでみてくだい。憲法が権力でなく国民を縛り、かつて戦争へと突き進んだ大日本帝国憲法へと逆戻りの怖い内容ではありませんか。
紛争を戦争にしない
最近、中国や北朝鮮が日本を攻めてくるなんて言う声がありますが、戦後67年間、不戦を誓った憲法施行から66年間、9条があったかたこそ戦争がなかったのではないですか。人類社会でもめ事や紛争を全く無くすことは難しい。しかし、人類は進化するもので、誰もが望む平和を軸に紛争を戦争にしないことはできることではないでしょうか?
現にASEAN(東南アジア諸国連合)は「紛争の対話による解決」「紛争を戦争にしない」枠組みが広がっています。日本は9条を持ち、不戦を実現する国としてアジアと世界にむけて,日本国憲法に謳われている平和の維持を発信することで、国際社会の中で日本の国が光ってくると思います。
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