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【12.06.13】震災がれきの受け入れ

被災地の復興は誰もが願っている

 11日、伊賀環境衛生組合の全員協議会で、震災がれきの受け入れについての説明がありました。
 三重県のガイドラインができ、伊賀・名張でも受け入れを前向きに考えるもので、がれきの放射能(セシウム)濃度は100ベクレル以下、焼却灰は2000ベクレル以下で国の基準より厳しく、安全性に心配がないということで、受け入れに対して理解を求めるものでした。
 しかし、基準が低いから大丈夫だけの説明では、納得はいきません。この間、鈴木三重県知事と亀井市長会長、谷口町村会長で結んだ広域処理への対応に係る合意書の4項目

1、災害廃棄物の安全性が確認されること
2、住民の不安が払拭されること
3、議会の理解が得られるなど広域処理の環境が整うこと
4、災害廃棄物処理後の処理体制が整備されること

は整っていません。第一に焼却灰の行先も決まってないのに、なぜこんなに先走るのか理解できません。

 震災がれきを受け入れるだけが復興支援でしょうか。三重県は原発がありません。県民の力で原発をつくらず守ってきた美しい水・空気、そして安心の農作物。これらを生かした伊賀・名張市ならではの支援策があるのではないでしょうか。

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