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【12.06.12】伊賀地域の高等学校活性化

活性化のビジョンを!

 5月に伊賀地域の高校活性化について、伊賀市・名張両市で、三重県教委からの説明会が行われました。説明会開催にあたり「高校活性化説明会開催のお知らせ」が保護者に配られましたが、話しを聞いてみると「H27年度に生徒の人数が減るので、名張にある普通高2校を統合する」というものでした。これを聞いた保護者や、小・中学校の先生方も、あまりに突然の話しにとまどいました。
 
 H27年度の入学予定者は、今の中学1年生で全体の人数は少ないのですが、翌年には持ち直し、次年度年度からはだんだんと減っていく推計が出されています。このことを踏まえて、生徒・保護者・地域のニーズに応える再編活性化は考えなければと思いますが、今回の説明では活性化の内容はなく、ただH27年度に統合というものでした。
 保護者はもちろん、先生方も「これでは進路指導ができない」「ニーズのある普通校を減らさないで」「もっと当事者の声を聴いて欲しい」と多くの声があがりました。
 
 名張市議会でも全員協議会で県教委から説明を聞き、再度の検討を申し入れました。また、小・中PTA連合会、校長会、教職員組合名張市部の連名と、名張桔梗丘高校・名張西高校の連名で、H27年度の統合ありきではなく、生徒・保護者・地域の声を聴き、ニーズに応える高校をつくることを求める要望書が提出されました。

 そして、昨日地元県議が一般質問をするということで、名張市議12人で応援(傍聴)に行きました。このことに関しては、党派関係なくオール名張です。その結果、知事からH27年度統合ありきではなく、再度の活性化にむけた検討を認める答弁がありました。(やった!)引き続き伊賀地域の子供たちが地元で学べ、他地域からも生徒が集まるような、魅力ある高校の活性化をみんなで求めていきましょう!

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