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【12.01.11】12月議会報告

保険税の引き上げではなく、基金を取り崩して年間ひとり1万円の引き下げを

 12月議会で国民健康保険税の上限引き上げが提案されました。この間、加入者の所得は減っているにもかかわらず、保険税の引き上げが続いています。保険税が所得の1割を超え、高すぎる保険税が暮らしを圧迫しています。また、高齢者や現役世代の受診の遅れによる病状の悪化や、他の自治体では、治療の遅れで亡くなるなどの事態がおきています。

 平成21年度、22年度決算とも名張市国保会計は 3億円の黒字でした。国保基金は7億円あります。保険税の引き上げではなく、基金を活用して年間ひとり1万円の引き下げを、日本共産党市議団は求めています。

 国民健康保険を住民福祉の制度として持続可能な公的医療保険として確立するため、まず削減され続けてきた国庫負担を元に戻すこと。そして、国保を含む社会保障の財源は低所得者ほど負担の重い消費税ではなく、証券優遇税制や大資産家への優遇税制の廃止・政党助成金や米軍への思いやり予算の廃止と、能力に応じた負担という原則に立った改革をすすめ、また非正規から正社員雇用へと労働条件を改善し、大企業に労働者の社会保険料負担の責任を果たしてもらうことが必要ではないでしょうか。あわせて予防医療の推進と病気の早期発見・早期治療で、住民が健康で生きがいある社会を築くことが求められます。



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