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【12.01.06】あけましておめでとうございます
今年もがんばります!
昨年は、東日本大震災と原発事故という未曽有の危機が起こりました。日本共産党は、全国の皆さんと力を合わせ、救援・復興に力をそそいできました。これまで日本共産党に寄せられた救援募金は9億3千万円をこえ、被災した自治体に直接とどけています。また、かけつけたボランティアは2千人にのぼり、私も夏に宮城県柴田町の日本共産党ボランティアセンターへ行ってきました。津波で防波堤が壊され、これまであった家やビルまでもが流され、町が平地となり、至る所に花が手向けてあるのを目の当たりにし、言葉を無くしました。被災地はまだまだ復興が進まず、寒い冬を迎えています。大震災を過去のものとせず、復興支援を引き続き取り組むことが求められます。
そのような中で、津波の被害にあった亘理町の農家の苺が、年末から真っ赤に実り、クリスマスとお正月の出荷に間に合いました。これは、現地の皆さんとボランティアで力を合わせたたまものです。被災地の復興は、現地の皆さんにそった生活と生業が再建できるよう日本共産党は力を尽くします。
福島第1原子力発電所の事故について、政府は「収束宣言」を出しましたが、事後以後の原子炉の状況は明らかではなく、放射能被害への対応もできておらず、福島県民を中心に怒りが広がっています。全国各地で「原発ゼロ」をめざす協働がわきおこり、学習会・集会・デモが行われています。名張市でも、12月11日日本共産党名張市委員会の呼びかけで、「ゼロ原発ウォーク」に行い、多数の参加と沿道からの声援をうけました。政府が原発から撤退を決断し、再生可能な自然エネルギーへの転換を果し、次世代の子ども達に、安心して暮らせる日本を手渡すことができるまで、皆さんと共に三原じゅん子は頑張ります。
政局は混迷が続いています。日本はこの7年間毎年違う首相で新年を迎えています。長く続いた自民・公明政権で「暮らしを何とかして欲しい」「政治を変えたい」という国民の願いのもと民主党へ政権交代がされ2年が過ぎました。この時の民主党のマニュフェストであった、子ども手当や消費税は上げない、沖縄基地の県外移設、そして八ツ場ダム建設停止をすべて投げ捨て、自民・公明・民主とオール与党体制がすすんで、国民の間では失望と怒が広がり、これまでの自民か民主かの2大政党づくりは破綻したのではないでしょうか。日本共産党は、震災の復興や原発からの撤退でも、消費税増税やTPPへの参加反対でも、沖縄の新基地建設阻止についても、これまで保守の基盤ともいわれてきた皆さんとも力を合わせる「1点共闘」を積極的にすすめ、各分野から共産党との距離が近くなったとの声が広がっています。
日本共産党は今年創立90周年を迎えます。「国民の苦難軽減のために献身する」という立党の精神のもと、国民の利益を守って正面からたたかいます。
名張市政について、今年度はこれまでの開発による借金を清算するため、赤字決算となることが予想されています。日本共産党市議団は、財政再建は必要でありはたすべきであるが、まず、なぜ名張市が財政難に陥ったのか?その検証と市民の暮らしを決して壊すことのないよう求めています。財政難を理由に住民福祉の削減をすることは、住民の暮らしを守る自治体の役割が果たせません。この間、財政緊急提言をし、緊急に使わない基金の活用や、毎年1億にもおよぶ同和予算の削減を求めています。住民に負担を強いるのではなく、暮らしを守り、名張市の活性化をはかって財政再建を果すことが必要ではないでしょうか。
そんな中、長年の子育て世代の切実な要求である、子ども医療費の無料化を今年の9月から小学校卒業まで拡大することが明らかになり、お母さんやお父さんから喜ばれています。これまで、子育て世代のみならず、多くの皆さんに署名の協力をいただき、各市民団体の皆さんと県や市と交渉し力を合わせた成果です。他にも、高すぎる国民健康保険税の引き下げや中学校給食の実現など、まだまだ課題があります。引き続き、皆さんとともに、子どもが健やかに育ち、年をとっても安心して暮らせるように頑張ります。今年もどうぞよろしくお願いします。
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