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【11.08.10】震災ボランティアに行ってきました
日本共産党ボランティアセンター
8月1日から4日まで、宮城県柴田郡柴田町の日本共産党ボランティアセンターに、伊賀市の日本共産党市議団と共に行ってきました。1日の朝7時に支援物資を載せた車で伊賀を出発し、夜8時くらいに現地に着きました。ボランティアセンターには(その日によって入れ替わりがありますが)、愛知県、岐阜県、静岡県、福岡県から支援に来られていて、三重県の私たちを入れ総勢13人でした。
2日、朝は6時起床です。みんなで朝食(味噌汁とご飯)をつくり、揃って食べます。朝食後、本日のお仕事、被災者宅の草引きに車3台で出向ました。
草引き支援に伺ったお宅の方から、休憩の時に話しを聞くことができました。海から2kmほどにある家でしたが、津波が押し寄せ、ご近所一体被災されていました。このお宅は1m50cmほど浸水はしたものの、なんとか大丈夫だったようですが、玄関や間取りによって津波の被害に違いがあり、お隣りは全壊状態になっていました。
「親(おばあちゃん)と孫家族と一緒にこの家に暮らしていた。これまでに4回引越しをして、家族は違う所で生活している。自分はひとりでここにいる。これから、この家をどうするか悩んでいる。自治体の支援があって、補助金がでるが全部なおすには足りない。町の復興計画もこの地域が住宅地になるのか、そうでなくなるのかはっきりしないので手がつけられない」とのことでした。家の中はもう片付いていましたが、庭に津波で種が流されてきて、これまでなかったような草が生い茂っていました。「これまでひとりで、草ひきをしていましたが、みんなが来てくれて良かった。本当にうれしい、ありがとう、ありがとう」と何度も言ってくれました。
話しをしてくれた男性は、車で逃げている時に津波にのまれ、一次行方不明となっていましたが、幸いにも助かった方でした。
つづく
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