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【10.12.02】中学校給食の見学と試食

美里中学校に行ってきました

 11月15日(月)津市の美里中学校へ給食の見学と試食に行きました。
 美里中学校は各学年一クラスで、生徒数は92人の小規模校です。H16年に現在地に新校舎が建てられ、木目を活かした温かみのあるものです。校舎はゆとりのある造りで、廊下や階段のおどり場にいすやテーブルが置いてありました。また、テラスもありこれまでの校舎とは違います。図書室は吹抜けでいつでも、立ち寄れるようになっていました。

温かくて美味しい自校調理の給食

 給食は地元の食材を使って自校方式でつくられています。この日の献立はビビンバ・春雨スープ・みかん・牛乳でした。ランチルームで校長先生と一緒に試食させてもらいました。ランチルームはすぐ横に調理室が見えて(オープンキッチン)、調理員さんの顔も見えます。温かくて量もちょうどよく美味しくて、ランチルームの大きな窓から、みどり豊かな景色が見え、気持ちが良かったです。
 
 

 献立は栄養士さんがたて、食材は地産地消で、野菜類は地元のフラワービレッジから仕入れており、低農薬で朝とったものが届くそうです。栄養士さんのお話しでは「太陽をいっぱい浴びた野菜で、地域の皆さんも子どもたちが食べるものとして育ててくれています。時には注文よりも多く届くこともあり、注文に無理を言っても聞いてくれます。」とのことでした。
 調理員さんも、調理の工夫や季節の献立で、手間がかかることでも、子ども達のためと二人で頑張ってくれているそうです。

 生徒達は給食の時間になると、ランチルームに集まってきます。当番さんと先生がつぎわけみんなで食べます。食べ終わった生徒から、各自で食器を洗い場に持って行き、汚れを流して片付け、調理員さんに「ごちそうさま」を言っていました。美味しいのでお残しはほとんどないそうです。

温かい中学校給食を名張の子ども達にも

 美里中学校は、木目を活かした校舎で、とても温かく落ち着ける環境でした。そこで、自校方式の給食は、地域と子ども達をつなぎ、生ることの基本である食を学んでいると思います。校長先生も以前は給食のない学校から赴任されていましたが、「給食の時間はたっぷりとっています。子ども達は落ち着いて問題はない。」と話してくださいました。温かく美味しい中学校給食を、是非とも名張市でもと思います。


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