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【09.09.12】9月10日に一般質問をしました
公立保育所の全園民営化実施計画は変更
4日から9月議会が始まりました。10日の一般質問での答弁・回答をお知らせします。
市は、財政難を理由に、公立保育所12園をH22年度からH24年度まで、順次4園ずつ民営化する実施計画を出していました。ところが、担当部長の答弁で、実施計画は変更されることが、明らかになりました。
昭和保育所に公立の保育士さんを派遣し、市の拠点保育所としていくとしていましたが、派遣法が最長で5年までとなっていることを指摘しました。すると5年をめどに自主運営に変更され、残りの8園については、次年度は敷地の整理がつく園は民営化をすすめるが、整理がつかない園は民営化が難しいと考えているようです。
併せて、公立・私立の幼稚園で、認定子ども園の実施を考えていることがわかりました。変更された実施計画は、今年の末から来年の初めに出されるとの答弁を引き出しました。
保育士の派遣や敷地の調整など、初めから調べればわかることで、市の民営化計画はいい加減なものということが、改めてわかりました。保護者や保育士が不安になるばかりの計画は許せません。これは、財政削減が先走り、保育を守るという1番大切なことが、後回しになっているからではないでしょうか?全園、民営化を止めることができたのは良かったのですが、民営化となる園の、保育水準を守ること、認定こども園で、すでに明らかになっている問題点を指摘し、安易にすすめることを止めなければなりません。引き続いて、名張の子どもの保育を守るために頑張ります。
特認校は4年間は存続する
小学校の再編統合の基本計画が出され、今年度中に実施計画がだされる予定でした。基本計画では、複式学級の解消、1学年1クラスを複数クラスへと示され、再編や統合を進めるものです。その学校名はまだ明らかにされていないませんが、現在複式学級のある学校では、「学校がなくなるのでは」と保護者・地域の皆さんが心配されています。
教育長に実施計画を出す前に当該となる地域に入り、児童・保護者・地域の皆さんと十分な協議をすることを求めました。そして、複式学級のある2校は、特認校であるので、特認校の今後をどうするのか質問しました。
答弁は、特認校も再編の対象とするが、現在通学している3年生以上の生徒が卒業するまでは、存続させる。そして、地域に入り協議をするとしました。
新型インフルエンザの流行を前に短期保険証を
こどもの無保険は、解消されましたが、15歳以上の無保険は解消されていません。名張市では、子どものいる21世帯30人と、270世帯402人が無保険状態です。新型インフルエンザの流行が懸念される中、短期保険証の発行と低所得者への支援を求めました。そして、ワクチンの接種と公的支援、市立病院に専用のベットを確保ができているのか質問しました。
短期保険証の発行は、今月中に該当者に知らせる。ワクチンについては、国の方針がまだ届いていない。入院のベットは市立病院に確保するとの答弁でした。
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