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【09.04.02】学校給食の民間委託
3月議会で質問しました
百合丘小・名張小・美旗小・つつじ小・梅が丘小が学校給食の民間委託を実施されています。学校給食の民間委託は、コスト削減のためにすすめられてきましたが、コストの削減より、こども達の食の安全を守ることが最優先です。
各地では、民間委託後の給食の内容や、経費について検証がされています。結果として、民間委託料は当初より増えています。名張市でも、1番最初に民間委託された百合丘小の委託料は、初年度より増えています。担当者は児童数の増加とアレルギー対応のために、委託料が増えたとの答弁でしたが、民間委託ありきですすめることなく、委託と直営をしっかりと比較検証する必要があります。
民間委託を実施して削減された予算は、教育費にまわすとされていましたが、学校では備品購入等の予算が少ないため、大変苦慮されています。実態を把握し、学校運営に必要な予算配分を求めました。
市内の給食費は、4千円前後です。新鮮で安全な上、安価で入手できる地元野菜の、地産地消は学校により差があります。昨年からできたファーマーズマーケットを拠点とし、市内全域での実施を求めました。
今年度は桔梗が丘小が、10月から民間委託の予定です。委託先の募集や保護者への説明はまだ始まっていませんが、こども達の食の安全と、食育の観点から、保護者も積極的に係わり、安心できる学校給食にしなければなりません。近頃、親の働き方が不規則で、朝食をとらないこどもが増えてきたと聞いています。食べることは、生きることの基本です。特に育ち盛りのこどもにとって、朝食をとることは大事なことです。学校で、教育としての学校給食を求めると同時に、家庭での食生活をもう1度見直すことも必要ではないでしょうか?食育を行政任せにすることなく、家庭と学校が一環した食教育で、こども達を健全に育てましょう。
中学校の学校給食の実施計画をたてよ
毎回、議会で中学校給食の早期実施を求めています。市長と教育長は、給食の必要性は認めていますが、具体的な実施計画が出されていません。全国では80パーセントの地域で中学校給食が実施されています。お隣りの伊賀市でも全域で実施されています。中学校の先生も「給食はいいよ、みんなで一緒に同じものを食べるからね。あの子はいつも買い弁やとかないからね。食の細い子は、沢山食べる子にあげたりして、いい雰囲気で食べれるよ」と話してくれました。名張市においても、早期の中学校給食の実施を、引き続いて強く求めます。皆さんも実施要求の声を、どしどしお寄せください。
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