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【08.11.08】男女共同参画推進フォーラム2008

落合恵子さんのお話を聞きました

 「自分を生きる・・・共生と共同の世界へ」作家 落合恵子さんは1945年生まれの63歳。白髪もしわも私が生きてきた証と堂々としていて、とても力強く優しい人柄を感じました。
 「男女共同参画とは、男も女も自分として生きていくため、生き方そのものへの問いかけである。基本は人権で、こども・大人・高齢者でもあてはまり、私が私で生きていく時、人の足は踏まない、人に踏まれることもない。誰かのしあわせのために、誰かが犠牲になるのではない。自分を確立して、相手を認め共に生きる。これが、共同参画である。」とのお話でした。「一人の人が、七転八倒して選んだ人生を、他人がとやかく言う必要はない。他人が人に、そうあらねばならないというものに対してはNO!」という意見は、つい体裁や、人の声を気にしている自分に対して、布石となりました。
 また、落合さんのお母さんとの話は、自分の母親とのかかわりを振り返り、母は命の原点であり、生き方に強い影響力があり、支えとなるのだなと思いました。私は、母やこどもに対してどうだろうと考えました。生きていく中で、傷ついたり、悩んだりするけど、それは、人の痛みを理解することができるようになる。しんどいけど、大切なことですね。
 落合さんの、大勢や支配するものに対して、おかしいことは、おかしいとはっきりものを言う、ゆるぎないジャーナリスト精神と、人と命を大事にする強さと優しさが伝わるお話で、笑ったり泣いたりの講演でした。
 

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