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[08.11.06]デリバリー方式の学校給食
桑名市の中学校給食
桑名市の教育委員会に、聞き取りに行ってきました。
デリバリー方式とは、1ヶ月単位で注文し(前払い)、民間で調理したものを学校に配達するものです。家庭からの弁当とどちらでも自己管理において選択することで、主体性が生まれるとしています。しかし、生徒へのアンケートをみると、嫌いなものは注文しないが85%なのです。これで、食育ができるのかとても疑問です。
また、食品管理上20度まで、冷やさなければならず、こどもたちが食べる時は油が固まるほど冷たいのです。アレルギーの対応もありません。
学校給食とは、ただ子どもたちのおなか満たすだけでなく、生きる基本である食を学ぶものです。食材は地産地消で地域の皆さんとつながり、調理員さんが毎日作ってくれる姿を見て、献立の栄養とカロリーを食べながら学び、子どもたちは地域のみんなに育てられていることを感じるでしょう。
もちろん家庭でも食育に取り組むものですが、学校給食は教育の一環です。未だ中学校給食が実施されていない名張市ですが、引き続いて、安全で暖かく美味しい給食を求めていきます。
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