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【08.08.15】戦後63回目の終戦記念日
戦争により、犠牲となった方々に深い哀悼の意を表します
私は戦後生まれで、実際に戦争を体験していませんが、祖父や語り部さんの話しを聞き、書籍を読んで、その悲惨さ恐ろしさを感じています。戦争は被害だけでなく、加害者にもしてしまう、生きるために殺さなければならない。戦争は人を狂わせ壊してしまい、人が人を殺し合うもので、どんな大義があっても決して許されないと思のです。
8月4・5・6日に広島で行われた、原水禁世界大会に行き、平和記念式典にも参加しました。そこには14万人の人びとの、悩みや喜び、日々つちかっていた日常を一瞬にして奪った痕跡がありました。心と体に傷を負いながらも前向きに生き「原爆を落としたアメリカは憎いが、憎しみから平和は訪れない」と核兵器廃絶を訴える被爆者の姿に胸を打たれました。
日本は、アジアの人びとを苦しめた侵略戦争と、世界で唯一の原爆投下があり「悲惨でむごい戦争は2度としない。誰のうえにもあってはいけない」と戦争の放棄を誓い、憲法9条を定めました。日本は戦後63年間、憲法9条があるからこそ、ひとりの戦死者もださず、また、ひとりも戦闘で殺すことがなかったのです。終戦が伝えられ、日本が戦争の放棄をしたときには、多くの人々が「もう戦争はしなくていいんだ」と涙を流したと聞いています。
多くの人々の犠牲と、痛苦の経験に学び、憲法9条を守り、戦争も核兵器もない世界を目指すことを、私達が引き継ぎ、そして子ども達に伝えます。
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