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【08.06.15】6月議会が始まりました

心身障害者医療費助成は削減することなく存続を・・・

 第329回名張市定例市議会が6月9日から25日までの日程で始まりました。

 昨年からの懸案事項である、精神障害者医療費助成の条例改正が提案されました。今回出された見直し案は、精神障害者の入院が削減され、3級の通院助成が非課税世帯のみ助成。療育手帳Bの入院も非課税世帯のみ助成で、入院時の食事療養にかかる費用助成は全て廃止となっています。
 これを受けて、市内のみならず、市外の医療機関・関係団体の代表28名の連名で、現状維持と、食事療養の半額補助を求めた請願があがっています。日本共産党議員団は、昨年から引き続いて皆さんと共に、心身障害者医療費助成を守るために頑張ります。

乳幼児医療費は、県と合わせて就学前まで拡大を・・・

 医療費助成として心身障害者・乳幼児・ひとり親家庭等の医療費がひとつの条例になっており、今回提案された条例は、心身障害者医療は一部削減し、乳幼児医療費は県の制度に合わせて、就学前まで拡大するものになっています。
 子育て中の親の切実な願いの乳幼児医療費拡大は大変喜ばしいものですが、心身障害者医療の削減案が含まれるので、今議会において審議し、よりよいものにしていきます。

住民税まで年金から天引きに・・・

 65歳以上の公的年金受給者の個人住民税を、2009年10月から天引きするというものです。2008年度の地方税法改正で、自民・公明により可決しました。
 すでに年金からは、所得税・介護保険料・国民健康保険税または後期高齢医療保険料が、本人の意向をふまえず天引きが進められています。これは、年金生活者の生活設計を無視したものです。天引きを強行にせずに、本人の意思で選択できるように求めました。

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