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【07.10.10】小学校入学まで無料に!

乳幼児医療費無料化の年齢引き上げは・・・

( 9月議会で「安心して産み育てられる、子育て支援」について質問しました。)

 全国で乳幼児医療費無料化の年齢拡大が進んでいます。就学前まで無料という県は19県で小学校3年生まで無料の県もあります。三重県は遅れていて、4歳未満までの実施です。国で制度を作っていないため、地域によって差があります。市町村独自の上のせで、県内では東員町・小学校3年生まで、大紀町・小学校卒業まで、亀山市・就学前まで実施しています。四日市市、鈴鹿市も今年9月から就学前まで無料になりました。
 子育て中の親にとり、子どもが健康で元気に過ごすことが、なによりの願いです。4・5歳は幼稚園や保育所に通っていて、まだ抵抗力が弱いため病気にかかりやすく重症化の心配もあります。ふいの怪我もありますが、医師不足で小児救急体制は整っていません。市民病院で週に2回、火・木曜日小児救急が再開されていますが、それ以外は伊賀市または津市の病院まで行かなければなりません。具合が悪い時は、すぐに病院にかかり早期発見・早期治療が必要です。小児医師、救急関係者も普段から、かかりつけの病院を持つように言われますが、現状として親の雇用体制がまだまだ整わず、収入が安定していない為、お金を心配して病院に行けない。家にある市販の薬で様子をみるという事が起きています。安心して病院に行けるように、一刻も早い無料化年齢拡大を、みなさんにご協力頂いた署名456筆と、要望書を添えて市へ求めました。
 市はH20年9月より、県の動向に併せて年齢引き上げをする意向ですが、県では段階的引き上げや1部負担の案が出されています。段階的引き上げは、制度改正による事務的手間と費用がかかります。いずれ就学前まで引き上げるのであれば、1度に引き上げるように、1部負担を実施すれば無料にならないと訴えました。
 県の制度を待つだけでなく、名張の未来を担う子ども達が健やかに育つように、乳幼児医療費の年齢引き上げと窓口無料化を強く求めました。


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